生きてるということは、ただスイッチがONになっているだけであり
OFFになればそこには価値や役割、責任などすべてが無になる。
夢のように儚く、生きてる瞬間は長く感じるが終われば一瞬であったと感じるであろう。
どうも、きとんむです。
お金を借りている皆さんにはご迷惑をおかけしており申し訳ございません。
今日も長くなります。よろしくお願いします。
双極性障害(躁うつ病)と診断を受け、新たな薬を飲み始めて1か月が経ちました。
ビプレッソ(双極性障害のうつ症状治療薬)の推奨用量300mgには程遠い、100mgの服用です。
毎日寝る前に50mg錠を2錠飲みます。
当初の予定では、50mg→150mg→300mgの順で増量していく予定でした。
僕は150mgの時点で、副作用がきつくなりました。
①
耐えがたい副作用、”アカシジア”が2日連続で出ました。
(※アカシジア・・・アカシジアは静座不能症と訳されていて、座ったままでじっとし
ていられず、そわそわと動き回るという特徴があります。)
僕のアカシジア自体は、1時間程度で軽症です。
ひどい人は、1日中症状が出たりするらしく、電車にも乗れない、運転もできない、寝ることさえできず、辛すぎて自殺要因にもなる副作用なので甘く見てはいられません。
2日連続出たところで僕は100mgに減薬しました。(医師の許可済み)
アカシジア自体は減りました。
週一回ぐらいのペースで発症しますが、今のところ許容範囲です。
②
次の副作用としては、過眠です。
正直、この薬を飲んで寝るといくらでも寝れる感覚になります。
飲んだすぐは即効性がないので眠くはなりませんが、この薬は”徐放錠”であるため1日中効くように作られています。
(※徐放錠・・・薬の成分がゆっくりと溶け出し、効果が長く続くように加工したものです。)
起床直後がものすごく眠いです。
10時間以上寝たあとはそこまでひどい眠気はありませんが、6時間前後で起きると猛烈な眠気が残っています。
仕事や、予定がある場合は、無理やり起きますが辛いですね。
また、その眠気のせいで10時間以上寝てしまう日も少なくありません。
起床後の眠気を1~2時間耐えきれば、日中の眠気とかはあまり残らないので一日中眠いわけではないです。
そのせいで夜は逆に覚醒してしまい、布団に入ってもすぐに眠りに入ることが難しいです。
これも副作用の辛さの一つです。
③
この薬を飲んでいると、意識に少し違和感を感じます。
夜になれば徐々に違和感は薄らいでいきますが、起床直後は
頭が、ぼーっとするというか、頭が回っていないというか、そんな感覚に陥ります。
普通の人が、寝起きで寝ぼけて、ぼーっとしている感覚に近いと思います。
それが程度は軽くなっていきますが半日ぐらい続きます。
仕事をしているとき、父に話しかけられても、お客さんに話しかけられても、機転の利く返答ができません。
もともと、会話は上手ではありませんが、この症状のせいで特に下手になります。
例えばお客さんに「今日、飼い犬のトリミングいくの~」って話かけられても「そうなんですね~」という返ししか思いつけません。
起床時間が長くなり、夜になると徐々に頭は回るようになってきます。
だから、夜の方が軽快に喋れる気がして、僕が夜の配信ばかりする理由です。
夜というか、夜中ですね、寝る前が頭の回転のピークな気がします。
薬の作用の時間を逆手にとって、朝に飲むという方法も一つあるかもしれません。
朝に飲めば、覚醒時間を変えられるかもしれません。
これは、明後日金曜日に次の受診があるので先生に相談してみます。
ここまで、副作用の話ばかりしていますが、悪い話ばかりではありません。
これを上回る作用があるので僕は今も飲み続けています。
①
この1か月間、一度も希死念慮が湧きませんでした。
(※希死念慮・・・自殺念慮のこと。死にたいと願うこと。)
僕といえば、現実が辛い、将来どうなるかわからない、消えたい、死にたい。
そればっかり考えている人間だと思われていると思います。
しかし、そういった感情は薬を飲んでいる1か月間、一度もありませんでした。
これは、僕にとってはとてつもなく大きいメリットです。
確かに、人間関係や承認欲求、仕事がフルタイムでできない罪悪感、借金問題の解決の見込みがないなどストレスの要因は今までと同じくたくさん存在していました。
それでも、酷いうつ状態になるようなことは一度もありませんでした。
ネガティブな思考が生まれる脳の部分に、蓋がされている、そんな感覚です。
薬のおかげなのか、家族の理解が増えたからなのか、みんなが繋がり支えてくれているおかげなのか、たぶん全てだと思います。
薬も、僕のポジティブを支える一つの存在となっていることは間違いないでしょう。
僕自身、考え方を変えた、ポジティブな考え方をするようにした。
結果的にはそう言えるのかもしれません。
でも、無意識です。無意識にそうなってます。意志ではありません。薬と環境のおかげです。
僕が言いたいのはここです。
気持ちの持ちよう、考え方を変える、ここに自分の意志は大きく関係しません。
精神疾患です。病気です。脳の病気です。治療をしましょう。
幸せを感じられる心を自分の意志で作ることが出来るのであれば、全人類はどんな状況下に置かれても、幸せになっているはずです。
あくまで、僕の持論です。
僕の場合(双極性障害)、この方法で上手くいっているという一つのパターンです。(今のところ)
12月に大規模スリップを起こし、もう生きていく自信がない、早く死んでしまいたい、そう毎日現実から目をそらしていた僕が、やっと今ここまで回復できました。
社会復帰へのペースはまだまだ遅いですが、「きっとなんとかなるだろう」今はそう思えます。
嫌われても、自分らしく生きる勇気も今ならあります。
人にどう思われても、自分のストレスを軽減させることが、復帰への近道だとも最近気づくことが出来ました。
一つだけ、懸念点があるならば、
それはスリップです。
総うつ病のうつ転換の起点にもなりうる、ギャンブルでの失敗。
それだけは、自分でも警戒しています。
今のところ、ギャンブルをしたいという欲はほぼありません。
ですが、これからのことはわかりません。
ギャンブルしたくなったら、配信して皆に話を聞いてもらう、音楽を爆音で聞く、友達の想いを思い出す、いろいろ対処したいと思います。
“ビプレッソ”
いい薬に出会えたと、1か月目ですが今はそう思っています。
スリップに警戒しながら、少しずつ自分のペースで回復していく。
ストレスになるものは嫌われても構わない精神で減らしていく。
回復と共に、責任を少しずつ果たしていく(借金の返済)。
遠い未来の話ですが、お世話になった人、支えてくれた人に恩返しをする。
これが今後、僕が考えているストーリーです。
ビプレッソは、僕の御守りです。
みな人それぞれ、宗教であったり、友人であったり、趣味であったり、愛する人であったり、
すがるものがあると思いますが、今の僕にとってそれは、この薬です。
長くなりましたが、ビプレッソ服用1か月目のまとめでした。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
暖かくお付き合いしてくださっている皆さんにも感謝です。
ありがとうございます。
それでは、またXか配信でお会いしましょう。
失礼します。
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