依存症専門機関の受診

どうもこんにちは。

最近のツイートはしょーもない飯ばかりのきとんむです。

近況と言えば、仕事はなんとかやってます。

まだまだこれからなので早く一人前のSEになれるように頑張ります!

そしてとりあえず、彼女が欲しいです。

 

まぁそれはさておき、先日「ギャンブル依存症専門機関」に行ってきたので、そのことについて自分の記録として、共有したいと思います。

少し長くなりますが、よろしくお願いします。

 

なぜ受診しようと思ったのかというと、

・ギャンブルで人生逆転を諦めた(今の心境)

・いつ自分の中の悪魔が暴れだすかわからないから予防のため

・周りの人に迷惑をかけたから、言葉だけでなく行動で示すべきだと思った

という感じです。

 

普通の精神科や心療内科と違い、ギャンブル依存を扱う病院は、そんなに多くありません。

その地域に、数件あればいい方ではないでしょうか。

その中の一つに僕は行きました。

 

当日、どんな先生だろう、大丈夫かな、と少し不安になりながら病院へ向かいました。

以前、仕事の件で近所の精神科へ行ったときに、あまり良くないイメージを持っていたからです。

先生はあまり話を聞いてくれず、流れ作業のようだったからです。

忙しいので仕方ない部分もありますが・・・。

 

病院に着くと、いろんな患者さんがいました。

ギャンブル依存以外にも、アルコール依存や普通に精神科を受診されている方でしょう。

保険証を出して、問診票を書いて提出して待ちます。

 

初めから先生に診察してもらうのだと思っていましたが違いました。

相談員の方が、最初に今までの経緯を自分が満足するまで聞いてくれます。

そして、相談員の方が話をまとめて先生に伝えてくれるのです。

 

僕は、登校拒否で高校を辞めたこと、ギャンブルを始めたきっかけ、やったギャンブルの種類、これまでの出来事を全て話しました。

相談員の方は、メモを取りながら優しく話を聞いてくれました。

感覚としては、借金持ちのギャンブル仲間に自分の悩みを相談している感じに似ています。

驚いたり、否定されたり、そういったことはなく淡々と聞いてくれるのですごく話しやすいです。

 

その後は先生の診察です。

「よろしくお願いします」と、診察が始まります。

まず、ギャンブル障害(依存)という病気について説明されます。

・WHOにおいて、世界的に認められている病気であること

・ギャンブルをする人間は、みな脳が変化していること

・脳が変化すると自分の意志だけでは治せないということ

 

ギャンブル障害については、今まで自分でも調べたことはあったのでなんとなくわかっていましたが、脳の変化するということについて詳しく聞いたのは初めてでした。

 

ギャンブルをしていると、前頭前野(理性をつかさどる部分)が弱くなっていきます。

そして、ギャンブルしたい欲(本能)は脳の内側ほうから出ます。

前頭前野の機能が弱くなると、ギャンブルがやめられなくなります。

簡単に言うとこんな感じだったと思います。

 

また、ギャンブルをすると脳内にドーパミンが放出されます。

そしてそのドーパミンに慣れてしまうと、より強い刺激(ハイリスクハイリターン)を求めるようになります。

強い刺激に慣れてしまった脳は、ギャンブル以外の日常の出来事に幸せを感じづらくなります。

 

なるほどな。とまさしくその通りの現象が起きていると納得させられました。

 

じゃあもう普通の人間には戻れないのか。

僕はそう聞きました。

先生は、「ギャンブルをやらなければ、少しづつ脳は回復する」そう言ってくれました。

希望がもてました。

 

先生に色んな質問をしました。

「家族には話した方がいい?」

先生は、話してもいいし話したくなかったら話さなくてもいい。

心苦しかったら、落ち着いてから「こんなことがあった」っと打ち明けるのもいいんじゃない?

と否定も肯定もせず優しく答えてくれました。

 

とても話しやすかったです。

普段、悩みを共有したり、打ち明ける機会がなく悩んでおられる方はたくさん話せるのでぜひおすすめします。

 

診察が終わり、再び相談員の方と話します。

ギャンブル障害の治療としてこういったプログラムがあると説明してくれます。

近日、そのギャンブル障害回復プログラムに行ってきます。

詳細はまだ後日書きます。

 

まとめると、

僕が前に行った精神科とは違い(はずれだったのかな?)ちゃんと話を聞いてくれる。

ギャンブル障害について理解がある方々なので、叱られたり怒られたりしない、受け入れてくれる。

ギャンブルを辞めたい。でも、どうしていいかわからないという方は一度行ってみると、いいきっかけになると思います。

心が軽くなると思います。

  

病院について今回は以上です。

 

今のところ7月9日からは、一度もギャンブルをやっていません。

このまま辞めれそう、そう思ったりもしますが人生はまだまだ長く、誘惑も未知の数あります。

これからの人生の幸せのためにも、僕の場合もうギャンブルしている時間はないのです。

 

収入をあげ、生活に余裕を持たせ、彼女を作り、結婚する。

これが自分の為でもあり、家族の為(親孝行)でもあります。

人並みの幸せを取り戻すべく、つまらなく見えるかも知れませんが、僕は進みたいと思います。

 

長文読んでくださってありがとうございました。

ではまた、次回!

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